2017-08-28

M-net 2017-08-28


中国に行くと様々なことで驚く程の進化を感じる。

電子マネー

 現在の中国では現金を持参する人はほとんどいない。コンビニ、デパート、理髪店、レストラン…
どこでも電子マネーで決済できる。田舎の屋台でも全て電子決済。逆に現金はありませんと言われる。
 また、タクシーの仕組が大きく変っている。タクシーアプリで出発点から到着点を入力するとルートが表示され、乗る前から金額が出てくる。決済も電子マネーの為、呼ぶところから降りて決済するまでの間、一言も運転手と会話をしなくても済んでしまう。


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  最近、日本と同様に中国でもシェアが普及している。一番の流行はシェア自転車である。
1年程前から一気に普及し、街中どこでも自転車が置かれている。携帯のアプリとも連動しており、距離数に応じた金額を電子マネーで決済できる仕組となっている。
 安さと利便性から利用者が急増。最近では車のシェアも普及しつつある。
反面、急速な普及により法整備が追い付かない為、駐輪問題が社会問題に発展している。シェア業界だけではないが、中国は「儲かる」と思われる業界には瞬く間に「お金」が流れ込み、競争が激化する。
中国の強かさと競争力の高さを感じる事例である。


緑ナンバー


 「緑色」のナンバープレートが増えている。これは電気自動車だけが貰えるナンバーである。
中国ではナンバープレートは毎月発行される量が限られており、発行量より希望者の方が圧倒的に多いため、入札制になっている。車があってもナンバーの順番待ちをしなければならない。
ナンバーの発行に、地域によっては1台約100万円以上の費用が掛かり、お金を出しても半年以上待たなければいけない場合も多くある。
この緑ナンバーは無料ではないが、基本的にすぐ発行でき順番待ちはない。政府が電気自動車を普及させる一つの政策である。環境問題に配慮という表向きの政策と、電気自動車でなんとか巻き返しを図りたい中国政府の本音が分かる政策である。

効率化や合理化が進む中国。既に少しずつ中国のサービスが日本にも進出している。
技術力やサービスでは日本の方が上という時代もとっくに終わっているのかもしれない。



2017-08-18

M-net 2017-08-18


久しぶりにベトナムに行き、活動的な事業展開を実感した。次の4つである。

(A)Meister
  ハノイ工業大学に於けるMeisterは、2014年にスタートし早4年目を迎えている。K君、Hさんの献身的な教育で今教育を受けている学生は146名であり、7つの教室を使っている。
 HaUIの協力もあり順調で、Meisterの名声も高まりベトナム全土から応募もあるとの事。
教育費無料で、覚える教育から学ぶ教育と特徴ある教育システムであり、今後に期待がもてる。



(B)水利大学 (THUYLOI UNIV)
 新しく水利大学(学生15,000人の農業、工科大学)と提携し、建設・建築系や工業系のMeisterを育成する事になった。水利とはダムや土木建設を意味する。ハノイ市内にメインキャンパスがあり外に3つのキャンパスを持っている総合大学である。
副学長や幹部の皆さんと話し、教授や学生達に授業することから始まり、9月下旬に           Meisterの募集、面接がスタートする新しいプロジェクトである。



(C)GMC
 積極的な事業応援や活動をしているGMC。FTUと協力し、メンバーの増強を目指している。



(D)多忙を極めるCG、積算(タイグエン)の事務所移転へ
手狭なタイグエン大学内の事務所から新しい事務所へ9月に移動の予定。







2017-08-08

M-net 2017-08-08

Roof Meister第二期生(5人)スタート

 本日、ルーフマイスターの2期生の5人が千葉県でスタートした。第13人は、7月より実践で屋根工事を始め、71ヶ月間で5棟を完工した。暑い中、屋根の上で着実に一歩一歩形になっている。
第2期生は、千葉県船橋市を中心とした地域の方が多く、元気よく座学に励んでいる。夏休み明けから本格的な教育、指導が始まる。
マイスターに期待する声は大きく、第2期、第3期と発展する事を願っている。


数字と絵

 経営は数字がすべてであり、「数字」がなければ経営は存在しない。
一方、「絵」は人によって書き方も評価も全然違っている。つまり正しい答えはない。「Art in Management」と言って、経営を分かりやすくする為に、数字や言葉でなく絵で表現する教育も行っている。しかし、あくまでも絵を書く、使うのは手段であり、目的ではない。

経済活動やビジネスを行う時に必要なモノは、やはり「数字」である。誰もが分かり、納得するのは数字である。1155。シンプルで分かりやすい。
「少し」や「チョット」は、人によって意味が違ってくる。1cmもあれば、1mmも、1mもある。

絵を否定はしないが、漠然とした表現では、何をするのか、目的は何なのか、本人しか分からない。
明確な目標(数字)を掲げて挑戦したい。


総論と各論

 いろいろな方からメールや手紙を頂く。総論で漠然と書いてある文章は読みたくない。具体的にポイントを絞り、123,と書いてある文章は納得がいく。
総論で書く人は、失敗を恐れ、ポイントをボカしているように思うことが多い。
各論で書く人は、的を絞り、伝えたい事は何なのか簡潔に表現している。時間も節約でき、ムダが少ない。
文章だけでなく、話でも同じであると思う。総論だけでは、何を言いたいのか分からない。「要は何を言いたいのですか…?」と聞きたくなる。

今は、スピードの時代、メールの時代である。要点を絞り、「質問なり」「意見なり」「提案なり」を分かりやすく簡潔に伝えることが求められている。文章を書いてみると、人柄が表れる。