2018-05-08

M-net 2018-05-08

 Meister 全国放送 

(TV東京。未来世紀ジパング。5月2日(水)22:00~)
マイスターを育成し、満4年が経った。
今回「日本の人手不足にどう対処するか?」と言うテーマで、高度人材をベトナムで育成している「南富士」と言う事で、1weekの現地取材、国内取材であった。あれもこれも放映して欲しかったと言う思いはあるが、社会性のある有名な番組に出演できたと言う事実は、「人づくり」「Meister」「やっている事」が大きく社会に認められたと確信を持てた。
TV放映の反響も多くあり、これからが実績をつくっていくスタートである。


 南富士の社外の評価 

ゴールデンウィーク中に1人の人とお会いした。経営者でもなく、農業を営んでいるKさんと言う。お会いするなり、「有名な八角形住宅を撤退し、屋根工事をやっている…なぜですか?」
私は「住宅業界は人口減社会で将来的には厳しいが、日本一の屋根工事ならやっていける。これからの社会“IT、ロボット”がどんどん進出してくる。住宅業界も例外ではない…。しかし”屋根工事(高い所での仕事で、天候に左右される業界)”では、IT参入(特にロボット化)は非常にむずかしいと思い、職人さんを育成し、No.1になったら道はあると思い、決断した。」と話した。Kさんは納得してくれた。

 次が「屋根工事屋がなぜアジアで人づくりをしているのか?関連性がまったく理解できない…」と言う質問。もっともであり、「関連性はなく、別の事業である。43年前中国を訪問した時、すごい人口の中国をハダで感じ、人を育ててみるかと思いスタートした。やるならリーダーを育てようと考え、大学と手を組み今日に至っている。教育で収支はむずかしいと考え、半分は私の趣味?でやっています…。今はその人材を活用した中国、アジアビジネスを展開中です…。」と答えた。
Kさんは納得し、感動し、目を輝かせてくれた。「できたら南富士さんの株を持たせて欲しい」とまで…。「残念ながら株の上場はまったく考えていません…」と話した。

外から当社を見ると、さまざまな見方があると実感した。


 山菜料理 

 会席の山菜料理をいただいた。すごくおいしかった。春の山菜はウド、フキ、タラの芽、こごみ、イタドリ、ワラビ、岩魚、その他数が多すぎてよくわからない…。
料理を運ぶ人に聞いたみた。なぜこんなにおいしいのですか?
「私達、働く人は、全員が田舎が好きで、山が好きです。そして入社したらまず山に行き、山の勉強、山菜の勉強をし、すべてをマスターしてから仕事を始めます…。けっして遠くから持ってくるのではなく、里山にある素材を活かし、心を込めて料理をつくっています…。この”こしあぶら”は今日の午前中に私が山に行って採ってきました…。」心があり、思いがあり、料理のウデがあって本当に美味しい料理が出来上がっている。すべてはテクニックではなく、基本がベースである。